Aug
22
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ワケありインテリアスペシャルセール


e-goods11周年記念イベント第3弾♪
日頃、応援してくださっているみなさまへ感謝の気持ちを込めまして
ワケあり!?スペシャルセールを開催いたします!
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(2012.08.22 現在)


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Aug
8


トースターみたいにUSB。


安価で買えるようになったことで見た目にお金を出すことにかなり抵抗があるUSBの紹介です。

こんなかわいらしいUSBならなくしたりすることも減り、末永く大切に使えるんじゃないでしょうか。

良いデザインのものを長く使うことが本当のエコなのかもしれないですね。




種類は4種類あってそれぞれ焼き加減が違ってますw








USBとハブは別売りです。

販売元ではあなたの国がドロップダウンリストに含まれていない場合、その国に出荷することはできません。

個人輸入、配送料などに関しては自己責任でご購入くださいますようお願いします。

(via ThinkGeek :: USB Toaster Hub and Thumbdrives)


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Aug
1

会社は小さくても一流の技術があり、それを支える人間たちの情熱がある。
あの工場に漂う香気は、たとえば財前の父の会社には決してないものであった。

下町ロケット

取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、...どれだけ耐えられる?」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」―佃製作所、まさに崖っプチ。


宇宙科学開発機構で研究者をしていた主人公・佃 航平。
研究テーマの結晶ともいえる大型水素エンジンを搭載した実験衛星の打ち上げに失敗し責任をとらされる形で退職。その後父親の跡を継ぎ精密機械製造をやっている佃製作所の社長を務めることとなる。

研究者を辞めたとはいえ大学と研究所でエンジンの研究に情熱を注いできた佃が社長になってからは精度が求められるエンジンやその周辺デバイスを手掛けるようになり売上は父の代の三倍に。
それでも売上百億円に満たない中小企業ではあるが、今ではエンジンに関する技術とノウハウは大企業を凌駕すると評判になっていた。

そんなわけで第145回直木賞受賞「下町ロケット」読みました。

面白かった。最高に面白かった。
おそらくタイトルから想像するとおりの内容なんだけどその熱さは想像をはるかに上回る熱さでした。

これは働く意味、仕事に対する姿勢を考え直すようなきっかけになる本だと思う。

ブラック企業、社畜、といった言葉が生まれてサービス残業を強いる会社を揶揄したり、「会社のために○○してるんだ」ってことを言う人をバカにするような風潮が一般化しているけれど一生懸命に働くことを美徳としてきた日本特有の宗教観が日本の経済を支えてきたんだと思うんだよね堅苦しい話だけど。

社員の待遇を軽視する企業もたしかに存在する時代。
それでも会社一丸となり、掲げる目標に向かって皆で精進したらそれはものすごいエネルギーとなり何かを成し遂げうる可能性を秘めているんだと思う。
ひとりじゃできないような大きなこと。そんなことを実現するために会社という組織があって、人は仕事を通して社会と関わっている。

そんなのは当たり前のことで、社会人というのは皆自分の仕事に対してプライドや責任を持っているんだけどそれを教えてくれる物語は以外に少ない。

大口取引先から急な取引打ち切りを言い渡された佃製作所。さらに佃製作所製品の特許の穴をつき、類似品を作り出し逆に特許侵害で訴訟してきたナカシマ工業。
その一方で大型ロケットの打ち上げ計画で新型エンジンを開発したけど佃製作所に先を越されてしまった帝国重工が持ちかけてきた特許の売却話。

大口取引先の取引打ち切り、特許侵害による訴訟、会社を取り巻く状況は非常に厳しく、そこで降ってきた特許売却の甘い誘惑に佃 航平自身も困惑するし社員も困惑する。

佃 航平の研究者時代の夢「水素エンジン」のバルブシステムの研究開発、その特許を巡り社内でも意見の食い違い、対立が起き社員の心がバラバラになりつつある中で働く意味、仕事に対する姿勢を考えさせられました。

使い道がなく、持て余している水素エンジンのバルブシステムの特許を帝国重工に売却するかどうか?

自分達の作り出したもの、その技術に特別な思いがある技術部、
せっかく上げた利益がいつも研究費に消えていくことを快く思っていない営業、
大口取引先を失い会社の運転資金がどうしても欲しい経理部、
そして自分のエンジンでロケットを飛ばしたい。社長・佃 航平の夢。

それぞれの思いが交錯し、口論になる中で経理部の殿村さんの言った

これは会社の本質に関わる問題だということです。
ウチの売りは、自社開発した高い技術をベースにした商品です。
その会社が、せっかく開発した世界的水準の技術を売却してしまう。
それは、ウチのビジネスの根幹から外れているような気がするんです。

って言葉が深かった。これは考えさせられるよ。

目の前に喉から手が出るほど欲しい特許使用料がぶら下がっている中で、
自分たちがやってきたこと、その本質を見つめ、会社としてどうするのがベストなのか。

利益を上げなくてはいけないんだけど利益を上げるだけが全てではないんだなって僕は思いました。

その後の帝国重工との駆け引き、バラバラになっていた社員の心が1つになるシーンは熱かった。

エンジンメーカーのプライドをかけて特許ではなく部品を納入したい方針の佃と大企業の社運をかけたプロジェクトのキーデバイスを外部から納入するなど論外であくまで特許の使用料で手を打つためにあの手この手で佃製作所に難癖をつける帝国重工。

佃の部品を納入する方針に反抗的な姿勢だった社員達が帝国重工の納入業者評価テストで散々バカにされ、自分たちが仕事に注いできたものに気付く

こんなもんテキトーに流して不合格ならそれで構わない、くらいに考えてた。
だけど、実際はじまってみたら俺自身が否定されてるような気がしたんだよ。
お前らは所詮中小企業だ、いい加減だ、甘ちゃんだって。だけど、そうじゃないだろ?
あいつらはウチに技術で先を越されたんだよ。この分野での技術力ではウチのほうが上なんだ。舐められる筋合いじゃない。


それは「佃品質。佃プライド。」

自分達の仕事と作り出すものの品質に誇りを持っている大人達がすごいかっこよかった。

自分達は何をつくり何を売ってるんだろう?
ただモノを売ってるだけじゃなくて品質や安心感、こだわり。
そうゆうものを提供しているんだって誇りはなにか仕事の本質的な部分に触れられた気がしました。

現実はこんなにうまくいかないよとか、社長にこんな口きけないでしょとか、そんなことは分かってるんだよ。だってそんな話はもう聞き飽きるくらいに聞かされてきたもん。

そうじゃなくて、僕が見たいもの、次の世代に見せたいものは会社のために働く意味とか仕事に誇りを持つってことがどうゆうことなのかってことなんだと思う。
休日を削られるデスマーチや遅くまで残業をして得るものがお金だけじゃ寂しすぎる。

もしまだ読んでいなかったらこの本はぜひ読んで欲しいです。
そして「社会人っていうのはなぁ」的なことを誰かに話す時、自分が仕事に注いでいる情熱や持っている誇りを交えて熱く話して欲しい。

そうして一生懸命に仕事をすることを揶揄する風潮がなくなっていけばいいなって思いました。



photo
下町ロケット
小学館 2010-11-24
売り上げランキング : 839
評価

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫) 空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫) オレたち花のバブル組 (文春文庫) オレたちバブル入行組 (文春文庫) ルーズヴェルト・ゲーム

by G-Tools , 2012/08/01




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Jul
28

恐ろしいのは知力ではなく、ましてや武力でもない。
この世でもっとも恐ろしいのは、それを使う人格なんです。

ジェノサイド

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが...。


2012年版「このミステリーがすごい!」1位の高野和明さんの「ジェノサイド」読みました。

うまく言えないんですが読み終わった後、(この面白さ、ハリウッド級。)ってキャッチコピーが頭に浮かびました。

スケールでけー。
スケールの大きさと緻密に練り上げられた設定は圧倒的だった。

舞台となる場所は日本、コンゴ、アメリカの3つの国をまたいで展開していくしFBIやCIAといったアメリカの組織が出てきたり創薬科学に関するかなり具体的な記述が出てきて読み応え十分。

アメリカのホワイトハウスではコンゴで発生した「ある脅威」に対する計画が立てられる。

物語の主軸となるのは日本で創薬科学を専攻する大学院生の古賀研人とアメリカの特殊部隊出身の傭兵・ジョナサン・イエーガー。

研人の元に胸部大動脈瘤の破裂により亡くなった父親から暗号化されたメールが届く。
「アイスキャンディで汚した本を開け」
小学生の頃に父が見せてくれた元素周期の本にアイスキャンディを落として汚してしまった。
研人と父親しか知らない情報によって暗号化されたメールを元に研人は父が残した隠れ家のような実験室に辿りつき、そこでキャッシュカードに残された遺産と父親が研究していた肺胞上皮細胞硬化症という病気の特効薬を創る研究を引き継ぐことになる。

一方アメリカ人の傭兵ジョナサン・イエーガーは息子のジャスティンがこの肺胞上皮細胞硬化症という病気を発症していていて莫大な治療費を稼ぐために陸軍を離れ民間軍事会社と契約している。
そこでトップシークレットの破格の報酬の仕事を紹介される。
末期症状の息子の余命は1ヶ月。集中治療室に入りまた多くの治療費が必要となりコンゴで実行される作戦に参加する。

ルワンダの虐殺が発端で始まった第一次アフリカ対戦。
イェーガーが巻き込まれるのは大義もイデオロギーも愛国心もない無差別な虐殺。

研人が挑むのは新薬開発によって病気に苦しむ世界中の人々を助けたいという無差別な救い。

このふたつが対比となり、交錯し、さらに様々なエッセンスを散りばめながら物語は進んでいき
やがて1つの大きな点に結びつくんですがこの運び方がほんとよくできている。

エンターテイメント小説としてずば抜けて面白いんだけどそれだけじゃなくて人間の善悪、使命、親子の絆、友人の大切さとかすごく大事なことが書かれていました。

泣けた。

あの子は何も悪いことなどしていないのに、どうしてあんなに苦しまなくてはならないんだろう。
どうして、たったの六歳で死んでしまうのだろう。
科学者の端くれである研人には、その答えは分かっていた。
時として自然は人間に対し、無差別に、残酷なほどの不平等をもたらす。
そうした脅威と戦うために薬学の研究者がいるというのに自分は今まで何をしてきたのか。
大学に入学してからの六年間、何の使命感も持たずに無為に日々を積み重ねてきてしまった。
捨てたも同然の年月だった。

主人公が特効薬の開発で行き詰まり、目の前で苦しむ幼児を救う方法が見つからず途方に暮れるシーンなんだけどこれはものすごく根本的な問題を描いている気がする。コンプライアンスとか社員教育とかじゃなくて【使命感】みたいなものがその人の中にあるかないか。

世界で1人だけ肺胞上皮細胞硬化症の治療薬を研究しているポルトガル人医師の書いた論文をダウンロードして読むシーンがあるんだけどそうゆう人達の書く論文はPV数を稼いで人気ブログになってはてブでホッテン入りしたいとかアフィリエイトでお小遣い稼ぎするためじゃない。

もっと崇高な目的があって、そうやって日夜研究したことを論文にして世界中の医者や研究者が参考にしたり研究に役立てたりしている真摯さを思うとブログでお手軽記事を書いてお小遣い稼ぎ!とか考えていた自分が恥ずかしかった。

僕はブログとか書いているのでその辺りが琴線に触れましたがどんな人でも何か考えさせられるテーマ(とりわけ僕はそれが何かに取り組む時の「真剣さ」だと思うんですが)がこの本の中にはあると思います。

この作品は25年の準備期間を経て世に出されたそうです。

時代背景や国際情勢によって見送られていたそうですが長い年月をかけて練り上げられた超大作。

最高でした。感動をありがとう!!



photo
ジェノサイド
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-03-30
売り上げランキング : 1196
評価

13階段 (講談社文庫) グレイヴディッガー (講談社文庫) 幽霊人命救助隊 (文春文庫) 舟を編む ピエタ

by G-Tools , 2012/07/28




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本を読んだり絵を描いたりホームページを作ったり文章を垂れ流すのが好きです。
お酒がほとんど飲めずたばこも吸えなくてギャンブルとか全然面白くない草食系で 笹とか食ってそーだよねって言われるのですがベースは熊ですのでお気を付け下さい。
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