流星ワゴン の書評・感想
流星ワゴン (講談社文庫)
流星ワゴン (講談社文庫)重松 清

おすすめ平均
stars父と子、夫と妻、人が人を想うとはを考えさせる良作
stars親子の絆や家庭の再生に向けての一歩を描くというテーマは素晴らしいのだが、不快感を禁じ得ない描写やリアル感を削ぐファンタジー的な設定が残念
starsマネキンキャラ
starsさすが。
stars人生とは後悔をしないこと。毎日毎日の積み重ねが大切。

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おとなになっても知らないことはたくさんあるし、
おとなになったせいでわからなくなってしまうことも、きっとたくさんあるのだろう。

流星ワゴン

ひきこもり、暴力をふるう息子。浮気を重ねる妻。会社からはリストラ寸前......
死を決意した37歳の僕は、死んだはずの父子が運転する不思議なワゴン車に乗り込んだ。
37歳・秋 「死んでもいい」と思っていた。
ある夜、不思議なワゴンに乗った。
そして――自分と同い歳の父と出逢った。
僕らは、友だちになれるだろうか?


妻はテレクラで不倫、息子は家庭内暴力、自分は会社をリストラされ家族の心はバラバラになってしまい 故郷に入院中の父の病院へお見舞いに行くのは交通費としてもらうお金を生活費の足しのアテにしている


そんな状況の中疲れ果て(もう死んでもいいや...)と考えていると目の前にオデッセイが停車し
[橋本さん親子]に「乗りなよ、ずっと待ってたんだよ」と促され車に乗り込む。


車の向かう先は家族がバラバラになってしまった原因となる日(分岐点)


人生のやり直しは叶うのか。


そんな内容です。


とても元気出ました。


最後の数十ページは寝る前から読んで途中止め出来ず明け方まで読んでしまった


どん底まで落ちた人生をやり直すべく
家族がバラバラになってしまった原因となる日(過去)を巡るオデッセイ


SF映画のような空想的な話なのに、この本の語る「やり直す」という意味がとても泥臭く、かつ現実的で 都合の良いつじつま合わせの話じゃない所がすごく良い。


「なにも知らないのと、すべてを知っていてなにもできないのは、どちらが不幸せだろう」





「僕達は幸せな日々を積み重ねながら、少しずつ不幸せな未来へと向かっていった」


など詩的な表現や生々しい表現が非常に印象に残りました。


人生とか家族とか


色んな事を深く考えさせられるおはなしです。


力強いものに触れたいのなら、この本はとてもオススメです。

photo
流星ワゴン (講談社文庫)
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評価

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本を読んだり絵を描いたりホームページを作ったり文章を垂れ流すのが好きです。
お酒がほとんど飲めずたばこも吸えなくてギャンブルとか全然面白くない草食系で 笹とか食ってそーだよねって言われるのですがベースは熊ですのでお気を付け下さい。
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